夏といえば、「海」「BBQ」「夏祭り」「かき氷」…
楽しいイベントがたくさん連想される夏ですが、つい3日前に七夕が終わってしまいましたね。
昔、七夕の日に給食で「七夕ゼリー」が出てきたのが懐かしく思います笑
みなさん、この漢字の読み方わかりますか?
これは「はんげしょう」と読みます。明石市で育った方は馴染みがあるかもしれません。
私は明石市出身ではないので馴染みがない言葉でした。なのでこの記事を書くにあたって読み方からどんなものかを調べたので皆さんに共有しようと思います!
そこには「明石」と「半夏生」の深~い繋がりがありました。
【半夏生(はんげしょう)ってなに?】
一般的に夏至から数えて11日目となる7月2日頃から七夕(7月7日)までの5日間のことを指します。
半夏生は雑節の一つとされています。雑節は昔、農業や漁業などを行う時期を見極めるために成立したものです。
※雑節…「立春」「立夏」「立秋」「立冬」など中国で作られた二十四節気をさらに細かく季節の変化をつかむための目安として日本で補助的に作られた暦のこと。
初夏であるこの時期は農家にとって繁忙期とされます。通常、田植えなどは4~6月までの間に行われますが、養蚕などと兼業する人も多かったため、一連の作業をスケジュール通り行うためには半夏生までには田植えを終えておく必要がありました。
また、昔から半夏生より後に田植えをすると、秋の収穫量が激減してしまうと言われていたため半夏生は農業において重要な節目とされます。
【半夏生にタコを食べると良い?】
主に関西方面を中心にこの時期はタコを食べると良いと言われます。
なぜ、この言い伝えがあるかご存じですか?
元々、田植えを終えた農家が豊作を祈願した後、神様に捧げる食べ物としてタコをお供えしたことが始まりだという説があります。タコの足にある吸盤のように、苗がしっかり根付き稲がたくさん実るよう願いが込めてお供えされたと考えられています。
タコには疲労回復の効果があり、夏バテ防止にも役立ちます。
実際に今年の7月1日に明石・魚の棚商店街で『半夏生七夕夜市』が開催され、私も行ってきました^^
友人と行ったのですが、人が多すぎて明石焼を食べて帰るというオチですが笑
「明石だこ」が有名な明石にはぴったりですね♪
いかがでしたか?
新しいことを知ることは楽しいですね♪
今年の夏は明石だこを食べて猛烈な暑さに負けないように楽しみましょう!