こんにちは、Loco Home（ロコホーム）コンサルタントの都です。
前回の投稿で、住宅購入時に入居後のメンテナンス費用のことまで考えて資金計画をというお話をさせていただきました。
それに関連して、今回から2回にわたってメンテナンス・点検の周期や、必要となるメンテナンス費用についてご紹介。
前編では、外装メンテナンスの費用について、後編では内装メンテナンスの費用についてズバリ算出していきます。

【メンテナンス期間・周期】
多くのメーカーが目安としてあげているのが、外装・内装ともに10年ごとの点検。点検時に劣化が認められたポイントを悪化する前にメンテナンスするよう推奨されています。
主なメンテナンスポイントは、外装であれば雨風や太陽光の影響による外壁や防水部分の劣化。内装は、汚れや機能低下による設備機器の不具合です。
使用状態や部材によってメンテナンス周期に10～20年程度の差は出てきますが、いずれにせよ小まめな点検を心がけておいた方が良いでしょう。

【外壁の点検・メンテナンス】
●外壁メンテナンス
点検目安は10～15年周期。最近は技術の進化で外壁材の品質がアップし、20～25年程度の耐久性がある素材も出回るように。ローコスト住宅でも新素材を取り入れることが可能になっています。
・外壁（サイディング）張り替え工事の場合の相場→150～250万円程度※足場代別
・張り替えずに上塗りする場合の相場→１００～150万円※足場代別

●シーリング（コーキング）メンテナンス
外壁と外壁をつなぐ目地を埋めるゴムのようなシーリング（コーキング）は雨風や太陽にさらされることでひび割れたり、白化してもろくなったりします。
・シーリング交換の相場→20～50万円※部分施工

●配管メンテナンス
パイプ内の汚れなどによる腐食で配管にひび割れや破損が発生。水漏れ、シロアリ発生といった二次災害を招きます。自分で点検や掃除がしにくい箇所だけに、専門の業者に依頼して定期的なメンテナンスをしてもらうのがオススメです。

●バルコニー・屋根メンテナンス
絶えず雨などの水に触れる場所なので、防水メンテナンスは必須。雨どいなども一緒に点検を。集中豪雨や大雨が増えている昨今では、ドローンを使って屋根を点検する業者も増えています。

【ズバリ外装メンテナンスに必要な費用は？】
15年で総額250万円程度のメンテナンス（修繕）費用が目安です！
月々に換算すると15,000円程度。
新築時にしっかり資金計画を立てて、無理のない貯蓄をしておきましょう。
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【豆知識】新築購入後メンテナンス費用はいくら必要？プロが算出！○○円‼　外装編

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