住宅ローンと自動車ローンは同時に利用できる?注意すべき点は?

2021.07.15(木)

こんにちは、Loco Home(ロコホーム)コンサルタントの都です。
あるアンケートで新築時に購入したものを調査したところ、家具や家電に次いで、車という回答が多かったのだとか。私自身の実感としても「ガレージ付きの一戸建てを建てたタイミングで新車を」という方はかなり多いように思います。

そこで浮上してくるのは「住宅ローンと自動車ローンは同時に利用できるの?」という問題です。今回は2つのローンの併用可否や注意点についてご紹介します。

住宅ローンと自動車ローンは同時に利用できる?
単純に併用可否で言えば、2つのローンを同時に組むことは可能です。
ただし金融機関では一般的に、債務者が年収に対して無理のあるローンを組めないように「返済比率」の上限を設けています。
「返済比率」とは、年収に対する借入金返済額の割合のこと。住宅ローンと自動車ローンを同時に組む場合は、2つのローンの合計返済額から返済比率を計算し、それぞれの金融機関で定められた返済比率の基準内であれば同時に契約することができます。

すでに自動車ローンを組んでいる場合はどうなるの?
現在、借りている自動車ローンの返済比率が上限に達していない場合は、新たに住宅ローンを組むことができます。
例えばフラット35の場合、年収400万円未満の総返済負担率の基準は30%、400万円以上なら35%と定められています。年収500万円の場合、年間の総返済額が175万円に収まる額で新規の借り入れが可能。
先に住宅ローンを組んでいて、後から車のローンを組む場合も同様ですが、ローンの種類や金融機関によって返済比率は異なるのでご注意を。
併用することで、購入額の大きい住宅の借入可能額が減ってしまうくらいなら、借入中の自動車ローンは先に完済してしまった方が良いかもしれませんね。
借入金額が低い自動車ローンのほうが返済比率の基準が高く、審査がゆるい傾向にありますが、そのぶん金利は高め。住宅ローンのようなローン減税もありません。
今は頭金ゼロでも家を買える時代ですから、頭金にあてる予定だった住宅資金を車の購入に回し、借り入れは住宅ローンを優先するという方法もありますよ!

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